動画セラピーはじめませんか?
このブログの「ストーリー」では、メンタルコーチングの一環として物事をいろんな角度で考える材料になっていただけたらとストーリーをあげてきました。
最近、イメージが湧きやすいように動画にしてまとめていく中で、動画の魅力を改めて感じてわたし自身動画クリエイターとしても活動はじめました。
撮影や編集をする中で気づいたことが、写真と動画の違いです。
写真と動画は何が違うと思いますか?
写真は点で動画はその点を集めて繋げた線だといわれています。
アルバムを開いてみると、泣いている瞬間、怒っている瞬間、笑っている瞬間、飛んでる瞬間、こけている瞬間、手をあげている瞬間が写っています。
写真は動き・表情がはっきりしたものが多いです。
でもアルバムには写っていないものもあります。
あなたがこける前どんな努力をしてきたのか?
こけた後どう立ち上がったのか?
あの人が怒る前どんな大変なことがあったのか?
怒った後どれほど後悔しているのか?
なんでこの表情に至ったのか?その表情は変化したのか?
その前後の背景を動画は捉えています。
自分や家族、友人などよく知っている人のであれば写真を見て頭の中で写真と写真の「間」を埋めて映像化されているのかもしれません。
だからアルバムを見るとその時の感動が蘇るんだと思います。
でも他人のアルバムを見ても心が動かないのはその「間」を私たちが知らないからだからかも知れません。
動画を撮影する上では「間」が大事だと学びました。
少し待てば鳥が飛んでくるかもしれないし、なにか変化が起こるかもしれない。
待って観察することで物事のストーリーを掴める。
そして人はストーリーがあるものに心を動かされる。
人生も『間』を観察するのってすごく大切だと思います。
メンタルコーチングをさせていただいている中で、自分に対しても周りの人に対しても、瞬間を切り取るんじゃなくてその前後を、アルバムの写真には残っていないそれぞれの想いや背景を洞察する力を養えるとまた違う世界が見えてくることを感じています。
あなたの人生を動画で撮ってるとしましょう。
動画は写真と違って「一枚ずつ」ではなく「流れ」です。
自分に対して少し「間」をとって、何歩か引いて全体を観察してみてください。
前の自分や周りと比べてダメな人間だなーって落ち込む時に、今の自分だけを切り取って評価しないで、その前後のシーンも入れて観察してみるとなにがみえますか?
自分が撮る動画を見返すと物事の捉え方の癖に気づくことがあります。
物事をアップでみたり、ちょっと離れて引いてみたり、撮っていく中で今度は違うところからみてみようと変えることができるので、自然と物事を多角的に捉えられるよう思考のトレーニングにもなります。
わたしが今やっているメンタルコーチングではまず、「心の回復力」について一緒に考えています。
じぶんにとってイメージする「回復力」を観察してスマホでもいいので動画に撮ってみるのはどうでしょう?
ご家族や友だちとシェアして意見交換するのも面白いです。
ちなみにわたしがイメージする「回復力」はコーヒーを入れる時に出る泡や風に靡く新緑などです。
じぶんでもできる「動画セラピー」一緒にはじめませんか?