逆風時の過ごし方
コロナが少し落ち着いてきて少しずつ環境も変わり出してきましたね。今までアドレナリンが出てたからなんとか頑張れたけど、張り詰めてきたものが少しずつ溶け出してくる時期は季節の変わり目も相まって心身に不調が出やすい時期でもあります。
逆風・向かい風というと、イギリスの政治家ウィンストン・チャーチルの「凧は、風に向かっている時に最も高く上がる。風に流されている時ではない」という名言やアメリカの企業家で自動車会社フォード・モーターの創設者、ヘンリー・フォードの「すべてがあなたに逆風のときに思い出そう。飛行機は追い風でなく、向かい風によって飛び立つのだ」という名言が有名ですが、今回サップ初心者の私が西湖でサップをしたときに感じたことはまた別のことでした。逆風の時にいかに体力を温存するか、そのためには何をしたらいいのか考える時間になって、それが人生においての逆風のような時期にも当てはまるのではと思いました。
コロナの影響・家庭の事情・自分自身の病気…いろんな状況下で自分自身が何もできてないように感じる時に知ってほしい、覚えておいてほしいのが、「その場にとどまる・踏ん張る」ことが、実はものすごく大変なことでエネルギーがいること。それをやってのけている今のあなたがどれほど素晴らしいのかそれを少しでも伝えられたら嬉しいです。
向かい風の時に漕ぐのはめちゃくちゃ疲れる
前に進もうと頑張ってもなかなか進まない
疲れるから漕ぐのをやめると風に流されて違うところに連れていかれる
向かい風の時は無理に前に進もうとせずにその場にとどまれるよう漕げばいい
向かい風がおさまった時に進めばびっくりするくらい進むから
人生でも向かい風のように大変な時期は無理に前へ進もうとしなくていい
「逃げるのではなくとどまること、じっと踏みとどまること、持ちこたえること」
「耐え忍ぶ」にはそんな意味があるそうだ
前に進まないのは あきらめたわけでも逃げているわけでもない
そこで持ちこたえようと踏みとどまってるのは
流されてラクになることを選ばず あきらめていない証拠
そう意外と踏ん張り続けるのが一番難しかったりする
だからこそ希望が大事
自分がどこに向かいたいのかポイントを見失わなぬよう
立ち止まって周りを見渡しながら
その場で踏ん張りつづける
落ちたっていい もう這い上がり方を知ってるから大丈夫
今自分が目にしている景色を楽しむことも忘れずに
苦しみの先にある目標から目を離さないなら
逆風がおさまる時
驚くほどのスピードできみは前進してるだろう